更新をサボってしまっていたので、春から夏にかけての出版論文一覧
- 博論5章の論文:腸内細菌叢などのように上流・下流といった空間構造がある場合の安定性に関する数理モデル リンク
- 微生物間相互作用の推定方法に関する意見論文 リンク
- 大規模言語モデルなどのAI技術が科学の発展を抑制しうる可能性を指摘した意見論文 リンク
残りは査読中x2
1月24日に古巣である駒場セミナーで研究発表させていただきます。
内容は博論 (+時間が許せば進行中のテーマ) です。
https://sites.google.com/site/komabaecoevo/ci-huinosemina
博士論文がローザンヌ大学のリポジトリにて公開されました。
https://serval.unil.ch/resource/serval:BIB_BBAE9A5D70E9.P002/REF
7月26日に公聴会を行い、8月8日付けで博士論文を大学と州/国立図書館に提出しました。これで、公式に博士です。
4年間、奨学金を支給してくださったローザンヌ大学生物医学部と中島記念国際交流財団には深く感謝します。
日本進化学会ニュース (vol23, No2) にて、スイス・ローザンヌでの留学に関して寄稿しました。
最新号は会員のみが読めるそうです。
http://sesj.kenkyuukai.jp/special/?id=1450
6月16日に行われた、博士論文の一時審査 (private defence) に合格しました。
7月末には二次審査 (public defence) を行います。ローザンヌでとZoomでのハイブリッドで行う予定ですので、Zoom での参加を希望する方は柴﨑にご一報ください。
7月11日にオンラインで行われた、米国大学院学生会主催、海外大学院留学説明会 (東京大学) にて、スイスでの留学生活について講演させていただきました。
当日の様子はこちらからご覧ください。
また、米国大学院学生会に寄稿させていただく予定です (鋭意、執筆中)
最近、ホームページをいじっていなかったので久しぶりの更新。もっとも、コロナウイルスのせいで学会が中止・延期したり、中間試問 (mid-thesis exam) があったりとしたせいで、更新する内容も時間もなかった訳。以下、近況についてのメモ。
1. 中間試験
ローザンヌ大学で 6 月 10 日行われた (正確にはオンラインで行われた、だが) 中間試問 (mid-thesis exam) は無事に合格できた。中間試問ではこれまでの進捗と今後の展望をレポートにまとめて30分程度でプレゼンした。日本の博士課程でも似たようなことはしているはず。論文審査員からのツッコミも思った以上に優しかったと思う。これで博士課程は続行、目標は後二年で博士号取得である。
2. 奨学金の給付延長
中島記念国際交流財団に願い出た奨学金延長も無事に認められた。こちらもレポートを要求されたが、上で書いたレポートを圧縮した(専門用語を除いて詳細を省いて簡略化し、日本語に直した)ものを提出した。
3. 滞在許可証の更新
今年はemail で書類を提出することで、滞在許可証が更新できるとのこと。昨年同様、大学から必要書類を集めて7月17日にe-mail で申請。後日、支払い書が届くらしいがこれはe-mail なのか郵便なのか? そして何日かかるのか?
研究に関しては二つくらい近く更新する予定…
…
ローザンヌでの2回目の冬を早くも迎えてしまった。
学科のほとんどの人たちはクリスマス休暇で不在だったが、そのぶん静かで論文執筆が捗った。論文を書くことで投稿前に解明する点ははっきりしたのだが、なにぶん解析方法が思いつかない。これは休暇中にじっくり考えるほかない (来年のmid-thesis exam の前には初稿を書き上げてできれば投稿したい…)。
今日は、ローザンヌにインタビューを受けに来ると言うインドの女の子からの質問に答えていた。いろいろ質問されたが、やはり「スイスって物価高いの?」というのは懸案事項らしい。回答としては「スイスの給料自体も高いから暮らせる。ただし家賃と保険料の支払い額が大きいので、支出額をどうコントロールするかが問題」といった感じ。
ローザンヌに来て早いもので、大体1年 (正確には11ヶ月)が経ってしまった。
そう、滞在許可証の更新の時期である。
こちらの博士課程に正規留学している場合の、許可証の仕方をメモしておく。
用意するもの
契約書と認証は human resource (HR) から前もって送られてくるので、サインして役所に出すだけ。
手続き自体はサクッと終わったが、果たしていつ許可証が届くのか…?
追記 8/15日 Poste で回収