近況報告

最近のアップデート

  1. 2024年度の日本数理生物学会奨励賞をいただきました。
  2. 新しい論文を投稿しました。実験進化と数理モデルを組み合わせて、環境変動の大きさが進化と個体群に与える影響について調べました。国立遺伝学研究所に異動後、最初の仕事です。
  3. 日本進化学会に参加しました。2の研究結果について口頭発表を行いました。

新しい論文が出版されました。

2024年に新しい論文が二報出版されました。

  1. 食物連鎖の長さはと環境要因の関係は、種多様性が媒介する (Shibasaki & Terui 2024, Oikos)。こちらはノースカロライナ時代の仕事です
  2. 動物民間伝承の地理的分布は現実の動物の生息域に制約される (Shibasaki, Nakadai, & Nakawake, 2024, Roy, Soc. Open. Sci.)。こちらは博士課程終了直前から裏で進めていた研究です。やっと出せました。

2の論文は朝日新聞デジタルでも取り上げられました(リンク先は有料記事)。共同研究者の皆様、ありがとうございました。

新作

更新をサボってしまっていたので、春から夏にかけての出版論文一覧

  • 博論5章の論文:腸内細菌叢などのように上流・下流といった空間構造がある場合の安定性に関する数理モデル リンク
  • 微生物間相互作用の推定方法に関する意見論文 リンク
  • 大規模言語モデルなどのAI技術が科学の発展を抑制しうる可能性を指摘した意見論文 リンク

残りは査読中x2

最近の仕事

4月の間はたくさんの論文を投稿・改訂していました。

  • 博論第四章(空間構造がある場合の微生物群集の安定性と種間相互作用)改訂版提出済み
  • 微生物間相互作用の推定方法に関する意見論文 改訂済み
  • 食物連鎖長と種数の関係について 投稿中 (UNCG Science everywhereでシミュレーションのデモを展示)
  • トリックスターの分布と現実の動物の分布について 短報からフルペーパーに修正中
  • 食物連鎖長に関するレビュー論文 修正中
  • 秘密のオピニオン論文 査読中
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駒場セミナー

1月24日に古巣である駒場セミナーで研究発表させていただきます。

内容は博論 (+時間が許せば進行中のテーマ) です。
https://sites.google.com/site/komabaecoevo/ci-huinosemina