最近のアップデート
- 2024年度の日本数理生物学会奨励賞をいただきました。
- 新しい論文を投稿しました。実験進化と数理モデルを組み合わせて、環境変動の大きさが進化と個体群に与える影響について調べました。国立遺伝学研究所に異動後、最初の仕事です。
- 日本進化学会に参加しました。2の研究結果について口頭発表を行いました。
最近のアップデート
日本生態学会の年会大会に参加しました。
今回は、公募シンポジウム「進化・生態学からみたヒトの文化」の主催(および口頭発表の監督)、モアイの若手側統括、ライトニングトークとかなり盛りだくさんでした。
忘備録としてこの冬・春の進捗
去年の夏に投稿した論文 (博論第二章) は苦戦しつつも現在査読中。Reject される度にデータが増えるしメッセージが明確になっている (はず) ので、そろそろMajor or minor revision かで帰ってきてほしい。
共著論文が出版されました (学位とは関係なし) リンク。
その他、博論の第三章となる実験系と共同の論文が一件 (理論パートの解析はひとまず終了。実験結果が出た後、多少の追加解析はするが、コードは準備済み)。おそらく、来年の投稿予定? 今までとはちょっと毛色が違うが、かなり面白い結果のはず。ただ、使っている手法が (理論パートだけでも) 多い上に、実験系とのコラボもあるので、査読者と編集者が大変そう (まるで他人事の様に….)
博論第四章は解析を開始。今度は上の研究から派生した基礎生態学よりのテーマ。少し解析した感じは面白くなる予感。実験系とのコラボもありうる? 博論第五章への派生も見込んでいる (博論が論文5報分って長くないか…)。いずれにせよ、博論審査委員会から言われたノルマの論文四報は問題なく行けそう。
もう一つ、博論とは関係のない共著も進行中。
[5/15一部修正]
春・夏の学会予定
ヨーロッパの数理生態・進化学の研究会 (Mathematical Population Dynamics, Ecology and Evolution) で口頭発表予定 (オンライン) リンク。
アメリカの Society for Mathematical Biology 年会大会のミニシンポジウムで招待講演予定
上の二件は現在投稿中の論文 (博論第二章) の内容を話す。
博論第三章はフランスのCBI で講演 (オンライン) 予定
研究以外の案件でも夏に登壇依頼あり。
秋に日本の学会でも発表するかも…?
博士課程も折り返し地点を過ぎたので、研究と各方面でのネットワーキング が多め。
3月中に休暇を取っていろいろなところに出没していました:
駒場時代の友人、教員の方とも会えてエネルギー補給できたので良い休暇だった。手元にある論文、さっさと片付けねば。
日本生態学会 第66回大会 (3/15-19)
1 は英語、2 は日本語 (少なくともスライドとポスター)。なぜか 1は数理ではなく Evolution のセンションに飛ばされている…
修論のネタ、三本目 (Shibasaki and Shimada)が Proceedings of the Royal Society of B に採択され、本日 proof を終えました。これにて、修論三部作 (Shibasaki et al 2017; Shibasaki and Shimada 2017; Shibasaki and Shimada 2018) 完全終了。
次は全く違うネタを進めています。例えば、最近のprerprint とか。このネタは夏の数理生物学会 (@シドニー)で喋る予定です。
第27回日本数理生物学会にてポスター発表をし、ポスター賞を頂きました。 続きを読む
9月8日にECAL 2017 (Lyon, France) にて口頭発表を行いました。
また、9月11 日にはローザンヌ大学でセミナー発表を行いました。